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Photo by (c)Tomo.Yunパワースポットでエネルギーをもらう、瞑想でこころを静める、ヨーガや気功で健康になる。その他チャネリングやマントラ、古神道など本屋に行けば精神世界だけでいくつもの棚が並んでいます。
宗教がスピリチュアルへと変わり、気楽に触れられる娯楽となったような感覚です。
ところがスピリチュアルの世界は、誰にとっても安全で楽しめるものではありません。
よく効く薬の副作用が強いように、スピリチュアル世界には危険なことがたくさんあります。
人によっては身体を壊したり、精神を病むこともあるのです。
瞑想でこころが穏やかになった。
宇宙が味方になったようにいいことが起きた。
いつのまにか病気が治って健康になった。
上記のようにスピリチュアルの本には良いことばかり書かれています。
失敗した場合のリスク、危険性について書かれている本はあまり見られません。
スピリチュアルの技法は世間で言われているよりもずっと危険があります。
間違った本をうのみにしたり自己流の工夫を加えたために、身心の健康を損ねることは非常にしばしばあるのです。ではスピリチュアルの技法にはどのような危険があるのでしょうか。
①偏差
気功やヨーガ・禅・瞑想などでは、気やプラーナと呼ばれるエネルギーを強めて巡らします。そして修練の過程において悪い影響が現れることを偏差と言います。
一番多いのが気が頭部に上って降りなくなる現象です。東洋医学で言う上実下虚となり、精神が不安定になります。また頭痛やめまいなどの症状も起きます。
禅の白隠禅師がこの症状で有名ですが、ひどくなるとうつや自律神経失調・自殺なども招きます。気を頭部にあげた際は、必ずおろすように注意しなければなりません。
②けがれをもらう
けがれとは気枯れとも書き、生命力を損なう行為や事物をさします。
パワースポットでは人の欲というけがれが多く、パワーをもらいに行ったつもりでけがれを持って帰ることがあります。また神域の神木や石は人にとって良いものと悪いもの混在しているため、不用意に触れたり写真に取ると悪い影響を受けることもあります。ある有名な神社の境内におかれたご神木を写真に取ると、家庭内の不和が起こるという話を聞いています。
③身体を痛める
ヨーガや気功などの身体技法を行う中で、身体を痛めることがあります。
ハタヨーガはインド人が行うために作られた技法です。
そのため日本人の体型ではどうしても困難なポーズもあります。
そのようなアーサナをがんばって無理をしたために、関節や筋を痛める人が多く見られます。また気功で誤った姿勢をとり膝・腰を壊すこともあります。
④神霊的なものに関わる
チャネリング等を通じて霊・神が見えたり声が聞こえることは、必ずしも良いものとは限りません。それによって精神的におかしくなることもありえます。
『ヨーガ・スートラ』の3-51では「たとえ高位の神霊からの誘いをうけても、愛着と誇りをいだかないことが大切である。さもないと、再び不吉なことが起きるから」という記述があります。通常の生活を望まれるのであれば、そういったものには関わらないほうがよいようです。
スピリチュアルの世界は、表面を軽く遊ぶのならば実害はありません。けれども深く学ぼうとするのなら、刃の上を歩くような慎重さが必要となります。
本を読んだだけで独習することは、言うなれば素人が日本刀を振り回すのと同じです。
もしも扱いを誤れば、簡単にあなたは怪我をするでしょう。
もしかしたら一生の障害をおったり致命傷になるかもしれません。
ですから何よりも伝統的な技術を習得した師について学ばなければなりません。
もしもあなたがスピリチュアルの世界に本格的に関わりたいのであれば、良い先生を探すところから始めてください。
【関連記事】
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あなたの苦しさは比較することから始まります ■
怒りを減らす原因と結果の法則 ■
呼吸を観察すればこころが静まる ■
こころが疲れたときは自然にふれてみましょう。
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宇宙が味方になったようにいいことが起きた。
いつのまにか病気が治って健康になった。
上記のようにスピリチュアルの本には良いことばかり書かれています。
失敗した場合のリスク、危険性について書かれている本はあまり見られません。
スピリチュアルの技法は世間で言われているよりもずっと危険があります。
間違った本をうのみにしたり自己流の工夫を加えたために、身心の健康を損ねることは非常にしばしばあるのです。ではスピリチュアルの技法にはどのような危険があるのでしょうか。
①偏差
気功やヨーガ・禅・瞑想などでは、気やプラーナと呼ばれるエネルギーを強めて巡らします。そして修練の過程において悪い影響が現れることを偏差と言います。
一番多いのが気が頭部に上って降りなくなる現象です。東洋医学で言う上実下虚となり、精神が不安定になります。また頭痛やめまいなどの症状も起きます。
禅の白隠禅師がこの症状で有名ですが、ひどくなるとうつや自律神経失調・自殺なども招きます。気を頭部にあげた際は、必ずおろすように注意しなければなりません。
②けがれをもらう
けがれとは気枯れとも書き、生命力を損なう行為や事物をさします。
パワースポットでは人の欲というけがれが多く、パワーをもらいに行ったつもりでけがれを持って帰ることがあります。また神域の神木や石は人にとって良いものと悪いもの混在しているため、不用意に触れたり写真に取ると悪い影響を受けることもあります。ある有名な神社の境内におかれたご神木を写真に取ると、家庭内の不和が起こるという話を聞いています。
③身体を痛める
ヨーガや気功などの身体技法を行う中で、身体を痛めることがあります。
ハタヨーガはインド人が行うために作られた技法です。
そのため日本人の体型ではどうしても困難なポーズもあります。
そのようなアーサナをがんばって無理をしたために、関節や筋を痛める人が多く見られます。また気功で誤った姿勢をとり膝・腰を壊すこともあります。
④神霊的なものに関わる
チャネリング等を通じて霊・神が見えたり声が聞こえることは、必ずしも良いものとは限りません。それによって精神的におかしくなることもありえます。
『ヨーガ・スートラ』の3-51では「たとえ高位の神霊からの誘いをうけても、愛着と誇りをいだかないことが大切である。さもないと、再び不吉なことが起きるから」という記述があります。通常の生活を望まれるのであれば、そういったものには関わらないほうがよいようです。
スピリチュアルの世界は、表面を軽く遊ぶのならば実害はありません。けれども深く学ぼうとするのなら、刃の上を歩くような慎重さが必要となります。
本を読んだだけで独習することは、言うなれば素人が日本刀を振り回すのと同じです。
もしも扱いを誤れば、簡単にあなたは怪我をするでしょう。
もしかしたら一生の障害をおったり致命傷になるかもしれません。
ですから何よりも伝統的な技術を習得した師について学ばなければなりません。
もしもあなたがスピリチュアルの世界に本格的に関わりたいのであれば、良い先生を探すところから始めてください。
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スピリチュアル好きな人が私の周囲には多いのですが、マスコミで取り上げてるような表面的な捉え方が多いような気がして、多少危うさを感じていました。
学ぶには、真剣さと慎重さと良き師が必要だということがわかりました。
ヒロさん。
コメントをいただき、ありがとうございます。
精神世界には途中の落とし穴がたくさんあります。
階段を登るにはあせらず、一歩ずつ確実に踏んでいくことが大切です。
> スピリチュアル好きな人が私の周囲には多いのですが、マスコミで取り上げてるような表面的な捉え方が多いような気がして、多少危うさを感じていました。
>
> 学ぶには、真剣さと慎重さと良き師が必要だということがわかりました。
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