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痰は吐くべし、唾はのみこむべし 

No.7026 天龍寺 庭園
Photo by (c)Tomo.Yun

古来より養生学では、口の中に発する水分を2つに分けて考えています。
口の中の水分とは唾液と痰のことです。

長らく健康でありたいのならば、唾液と痰の性質・対応法を知らなければなりません。
では唾液と痰に対してどのようにすればよいのでしょうか。

すなわち「痰は吐くべし、唾はのみこむべし」です。
唾液は東洋医学において、全身の有益な水分が変化したものです。子供ほど分泌が多く老人ほど少なくなることからも、気功の世界では若返りの妙薬とされてきました。

導引(気功の一種)では歯をかみ合わせ、舌で歯をなめ、
咽や耳の下を揉むことによって大量の唾液を作ります。
唾液を使って口中でうがいをした後、下丹田へと飲み込むのです。
これは道家が行う歯を保ち生命力を増させる、アンチエイジングの方法です。

西洋医学でも、唾液は消化を助け歯を清潔にします。
また若返りのホルモンを含むという説もあります。

ですから口内に唾液が生じれば飲みこむのが良く、みだりに吐き出すことは生命力を減らしてしまいます。

一方で痰は人体の気血を滞らせる病理産物です。
アルコール・甘いもの・脂っこいもの・水分のとりすぎや消化機能の低下により、水の捌きが悪くなると湿が生じます。

これが熱で蒸されたり、長期間とどまって熱化すると痰に変化するのです。
痰は体内にあるだけで、気血の流れを悪くし胃腸を損ねます。

そのため口中で痰が生じれば、できるだけ吐き出すことが重要です。
痰を飲み込むことは病を飲み込むことにつながります。

痰を吐くにしてもあまり遠くに飛ばすと生命力が減るため、
紙をもって口元にて吐くのが良いでしょう。

益軒養生訓にあるように「痰は吐くべし、唾はのみこむべし」が基本です。
また若返りを望むのならば、積極的に唾液を作って飲み込むことも大切です。

日常のなにげない動作・思考が健康を作ります。
あなたにできることはたくさんあるのですから、小さなことからでも養生を始めてください。

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[ 2010/12/23 18:51 ] 長生き生活 | TB(0) | CM(0)

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