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あなたがデブなのは貧乏だからではないですか? 

No.1757 優雅な階段
Photo by (c)Tomo.Yun

現代において肥満と貧困は切り離せない関係にあります。
アメリカでは所得の低い階層ほど、肥満の率が高くなっています。日本でもアメリカの後を追いかけるように、非正規労働の低所得者に肥満が広がっています。

かつて肥満はお金に余裕のある人がなる、いわば贅沢病でした。ところが現代は違います。お金持ちほどスマートにやせていて、貧乏人ほど太っています。

もしかしてあなたが太っているのは、お金がないからではありませんか。
肥満と貧困がどのように関連するのでしょうか。
アメリカの例からみていきます。


まず貧困階層にはお金がありません。そのために高額の食料は買えず、できるだけ安くてお腹のふくれる食べ物を購入します。現代社会では安くてたくさん食べられるものは、総じて高カロリー・高脂質です。

ファストフードやピザ、調理済み冷凍食品などです。大量生産されて大量に消費されるものでなければ安くはならないからです。そういったものを常食すれば、想像するまでもなくカロリー過多の肥満になります。

アメリカですと低所得者にはフードスタンプ(食料チケット)が配られます。ところがこれは非常に低額であるために、食べ物を買うとなると高カロリー食品以外に選択肢はありません。

新鮮な野菜や果物は冷凍食品よりはるかに値段が高く、そのために低所得者の住む地域には売っていません。また低所得者は料理をする時間もエネルギーもありません。台所をもたない家庭もあり、電磁レンジ以外には調理器具がないこともあります。

学校給食も問題です。アメリカは教育に関する予算が削減され続けたため、給食も高カロリー・高脂質のものしか出せません。さらに大手ファストフードが給食に参入もしています。彼らは子どものうちにハンバーガーやピザを餌付けすることにより、子どもをファストフードのよき顧客に教育したいのです。

社会のシステムにおいてお金がないということは、身体に悪い食べ物を食べざるえないのです。


次に運動不足についてです。
肥満は摂取カロリーが消費カロリーを超えているために、脂肪が蓄積されて起こります。ですから肥満が起きるには、高カロリー食以外にも運動不足の問題があります。

まず低所得者は正規労働に比べて格安の賃金で働いています。そのために2つ3つと仕事を掛け持ちしていることも珍しくありません。

一日の仕事を終えて帰ってくるともうへたへたです。電子レンジで食事をチンする程度しか動く元気もありません。まさかその後にジョギングをするなど体力的にも時間的に不可能というところです。

さらにアメリカの場合、低所得者の住む区域は非常に危険です。道を歩くことも注意しなければならず、夜に出歩くなど論外です。ちょっと走りにいくというわけにはいかず、ジムでトレーニングをするには高額のお金がかかります。

子どもたちも外で遊ぶと危険なために、親がテレビの前に座っているように教えているのが現状です。

白人高所得者の住んでいる地域ならば近くにジムがあり、近所にジョギングにでることも可能です。お金があって治安が安全だからです。

社会のシステムにおいてお金がないということは、運動不足にならざるえないのです。


そして最も深刻なことは、高カロリー・高脂質・高糖の食事を続けていれば肥満になり病気になるという知識がないことです。

所得と学歴に相関関係があることは全くの事実です。
お金がない人は本を読む時間もなく、勉強する場所もありません。

ですから低所得者の多くは炭酸飲料が糖尿病を悪化させることも、大手ファストフードのハンバーガーが肥満を招くことも知らないのです。

南米系の移民のなかでは糖尿病は悪霊が身体に入ったからおこるという認識すらあります。このような人の場合、食事や生活を改めようという考えはおこりません。
なにを食べればよいのか、何を食べてはいけないのかの判別ができないのです。

社会のシステムにおいてお金がないということは、病気になる理由を考える能力すら与えないのです。


同様の傾向は日本の低所得者層にも現れています。
派遣・非正規労働者は労働時間が長いために、料理を作る気力はありません。コンビニやファストフードなどで食事を済ませています。
ストレス解消のために甘いものを食べ、喉が渇けば炭酸飲料をがぶ飲みしています。

かりにコンビニの弁当や炭酸飲料が身体に悪いことは知っていても、それがどれほど身体に悪いのかについては全く認識していません。

また貧困家庭の子どもにおける肥満も考えるべきです。
とりわけ母子家庭においては半数が貧困ラインを下回っています。そういった家庭では親に料理の時間もなく、子どもの食事内容も高カロリー・高脂質とならざる得ないでしょう。

子どもにお金を渡して食べてきなさいといえば、おおかた身体に悪いものを選びます。ソーダとお茶が同じ値段で売っているのなら、ソーダを飲むのは子どもとして当然です。

アメリカに比べればいくぶんかはましですが、それでも貧困肥満の数は増加するでしょう。食育を推し進めたところで、学ぶ人の所得が低ければ身体に良い食べ物を食べるお金も時間もないからです。


肥満と貧困は極めて関連性が高いのです。

肥満は自己責任であった時代はもう終わってしまいました。

ですから多くの人に知っていてほしいのです。

あなたが太っているのは貧困が原因だからではないのかと。

【関連記事】

 ■食べるものについて②  人間は何を食べればよいのか。
 ■緊張・ストレスが甘いものを食べさせる
 ■病気は自己責任ではない
 ■ファストフードを食べてダイエットはできない

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[ 2010/07/14 16:57 ] 健康と医療 | TB(0) | CM(1)

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[ 2014/04/06 15:43 ] [ 編集 ]

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